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噴霧方式の選定

スプレードライヤーは乾燥設備というカテゴリに分類されますが、それと同時に造粒設備であるため、お客様がどのような粒径を必要としているかによって噴霧方式を選定する必要があります。

ロータリーアトマイザー方式(遠心噴霧方式)

アトマイザー

20~200μm程度の粒子径を得たい場合に推奨します。ディスクの形状や回転数により粒子径を比較的容易に変更する事が可能です。

また、他の噴霧方式に比べて粒度分布がシャープで流動性の高い粉体を得る事ができます。

ドライヤー本体の直径は液比重、濃度、温度、粘度、処理量および希望粒子径等の要因を考慮して設計します。また、希望により二流体ノズルまたはUNノズルユニットをオプションとして取り付ける事も可能です。

当社では、各種形状、構造の異なるディスクを多数用意しており、原液の種類や希望される粉体に合った方法でテストおよび選定を行います。

アトマイザー

アトマイザー

モーター、インバータの性能アップ、コストダウンに伴い、大型機を除き直結タイプを採用しています。増速装置が不要のためメンテナンスが容易、長寿命、低価格で提供できる装置になりました。

現在は自社の研究開発により非接触シールの採用、稼働音の軽減化、メンテナンスが容易になる構造等の改良を進めています。

PR-05K
型式PR-05K
回転数18000rpm
処理能力~30kg/hr
モーター0.5kw
ディスク径max φ80
PR-10K
型式PR-10K
回転数18000rpm
処理能力~100kg/hr
モーター1.0kw
ディスク径max φ100
PR-15K
型式PR-15K
回転数18000rpm
処理能力~150kg/hr
モーター1.5kw
ディスク径max φ150
PR-22K
型式PR-22K
回転数12000rpm
処理能力~300kg/hr
モーター2.2kw
ディスク径max φ200
PR-37K
型式PR-37K
回転数10000rpm
処理能力~600kg/hr
モーター3.7kw
ディスク径max φ240
PR-55K
型式PR-55K
回転数10000rpm
処理能力~1000kg/hr
モーター 5.5kw
ディスク径max φ280

ディスク

ディスク

原液の特性や乾燥条件等に対して最適な形式を選定します。同じ回転数の場合でも、よりシャープな粒度分布が得られるよう、長年にわたる実験に基づいた設計基準を確立しました。これにより、同じ粒子径を求める場合に、アトマイザーの回転数を低く抑えることが可能となりました。

材質についてもステンレス以外に、セラミックやジルコニア、その他コーティング加工を施した製作も可能です。

ノズル方式

ノズル

自社開発のプレッシャーノズルの他、各種一流体ノズル、二流体ノズル、省ガス超微粒化ノズル等を用途に応じて選定します。材質はステンレスやセラミック、特殊合金等を用途に合わせて使用します。

省ガス超微粒化ノズル UNシリーズ

省ガス超微粒化ノズル UNシリーズは少量のキャリアガスによる、微細噴霧を目的として開発されたノズルのため、サブミクロン(2〜3μm)〜20μmまでの超微粒化用途の乾燥造粒に最適なノズルです。
キャリアガスの消費量が従来の微粒化ノズルと比較して飛躍的に減少したため、運転時のランニングコストを大幅に抑えることが可能となります。

UNシリーズの特徴
  • ガス消費の飛躍的な省エネルギー化を実現(当社従来ノズルと比較し、約1/30のガス消費量)
  • 少量の噴霧でも、シャープな粒度分布を実現
  • シングルミクロンの造粒が可能
  • 生産機へのスケールアップが可能

二流体ノズル方式

ノズル

一般的に20μm以下の粒子径を得たい場合に推奨します。粒子径は原液の濃度、粘度や気液比を変える事により2~3μm程度の粒子径を作ることも可能です。

粒子径が小さく乾燥速度が速いため、他の噴霧方式に比べるとコンパクトな装置となります。プリスでは高濃度、高粘度の液に対しても目詰まりを起こしにくいノズルを採用しています。

一流体加圧ノズル方式

ノズル

比較的大きな粒子径が必要である場合、また一品種一条件の原液にのみ使用する、処理量が大きい、処理量に対して設置面積が大きく取れない等の条件の場合に推奨します。

また、噴霧方向を気流に乗せるため、噴霧ノズル角度を自在に調整する事ができるユニバーサル方式を採用しています。これにより、ドライヤー本体のサイズを通常に比べてコンパクトにする事が可能となっています。

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